ICD-10コード ~ 障害年金豆知識 ~

「精神の障害」の診断書の左上には「ICD-10コード」の記入欄が設けられています。

疾患や健康関連の問題を分類するための国際的なコードシステム「ICD-10コード」は、「International Classification of Diseases」の頭文字をとったもので、「国際疾病分類」を意味しています。

ICD-10はその第10版を指し、世界保健機関(WHO)によって公開されています。

この分類システムは、病気、障害、傷害、その他の健康状態を体系的に分類するために用いられます。各状態は特定のコードによって表され、このコードは医療の記録、診断、治療、保険の請求、公衆衛生の監視など幅広い用途で使用されています。

ちなみに人格障害や神経症の診断を受けている場合、原則として障害年金の認定対象とはされませんので、診断書にこれらの症状に該当するコードが記載されているときは内容を精査する必要があります。

とても難しい内容ですが、請求にあたってまず押さえておきたいポイントです。

それでは今日はこの辺で。