1.障害年金とは?
「障害年金」は、病気やけがで日常生活や仕事に大きな支障をきたすようになったときに支給される年金で、よく知られる「老齢年金」とは違って、現役世代の所得保障を目的としています。
「年金は老後を支えるもので、歳をとったときにもらうもの」というのは大きな誤解であって、障害によって収入を得るために働くことができなくない、大きく制限されるようになったときに受けられるものです。
2.障害年金の種類
障害年金には「障害基礎年金」と、「障害厚生年金」があります。
初診日(=病気やけがで初めて医師または歯科医師の診療を受けた日)にどの年金制度に加入していたかにより支給される年金が異なります。
国民年金に加入していた場合は「障害基礎年金」が、厚生年金に加入していた場合には「障害厚生年金」を受けることができます。
ちなみにですが、厚生年金には、障害厚生年金には該当しない比較的軽い障害が残った場合に支給される一時金(障害手当金)があります。
続きを読む 障害年金 ~ 障害年金豆知識 ~