令和6年度 年金額

障害年金はーとふる・ラボ 心 代表の栗澤です。

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さて、1月19日に総務省から「令和5年平均の全国消費者物価指数」が公表されたことを踏まえ、令和6年度の年金額が明らかになりました。

令和6年度の年金額は、令和5年度から 2.7%の引き上げられています。

主な金額は以下のとおりです。

障害基礎年金の額

2級:月額68,000円(1,750円 増)

1級:月額85,000円(2,188円 増)

※ 68歳以上の場合は額が異なります。

障害厚生年金の額

本体部分:標準報酬、加入期間の月数等により異なります。

最低保証額(3級):月額51,000円(1,309円 増)

※ 68歳以上の場合は額が異なります。

年金生活者支援給付金の額

2級 月額5,310円(170円 増)

1級 月額6,638円(213円 増)

※ 年金生活者給付金の額は、年齢による差異はありません(年金の加算額についても同じ)。

なお、「68歳以上の場合」は額が異なる、とされていますが、これは年金額の改定の仕組み(マクロ経済スライド)によるものです(68歳前に比べてほんのわずかではありますが額が抑えられています)。

ちなみにですが、年金額の改定というと、どうしても「金額」に目を奪われがちですが、「いつから」という点もお忘れなく。

改定後、すなわち増額された年金が振り込まれるのは「6月」です。

これは年金の支払期月のルールが影響しています。

国民年金法第18条第3項

年金給付は、毎年2月、4月、6月、8月、10月及び12月の6期に、それぞれの前月までの分を支払う。(以下、略)

年金額の改定は「年度」を単位として行われます。つまり、「4月分」から改定されるのですが、その支払時期は、

4月支払:2月、3月分(=改定前)

6月支払:4月、5月分

ということになります。

4月に通帳を確認して大あわて、なんていうことがないように気をつけましょう。

それでは今日はこの辺で。

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